2014/08/05
釧路、生涯学習センターと図書館
朝起きて、歯を磨いて、ベッドでダラダラしてたら、二度寝してた。
9時半くらいに昨日のチャリダーの人に起こされる。
「そろそろチェックアウト時間ですよ」
「あ、僕は連泊なんで」
いまから空港へ向かうということだったので、新千歳空港温泉の情報をあげた。
「それじゃ、僕は先に出ますね」
「お気をつけて」
いちおう宿を出てはみたものの、今日はどうしたもんか。駅周辺でも行ってみるか。うーん。
とか、考えていたら、昨日の通りのひとつ北側の大通りに来ていた。上のほうに見えてるのが昨日の赤いお寺。
釧路は啄木ゆかりの地らしく、啄木の名前をよく見かける。
うん、今日はなんかしんどい。駅周辺はまた明日にしよう。ということで、近くにある生涯学習センターにやってきた。
なんか講座とか美術展とかいろいろやってる。こういう文化的なものはすごい好き。スポーツ吹矢教室がすげー気になる。世の中には僕の知らない世界がたくさんあるよなあ。
10Fまであるんかい。最上階は展望台になってるみたい。
エレベーターで登ってみる。こういうガラス張りのエレベーターっていいよね。
最上階からの眺め。景色はかなりいい。これは南側。
こっちが北側、駅のほう。
そして生涯学習センターの隣にある図書館へ。
帯広の洗練された図書館とは違って、建物は少し古くて蔵書数もさほど多くない、地方の図書館って感じ。
こういうポスターを見ると、自分がいま北海道にいることを実感する。
「天から役割なしに降ろされたものはひとつもない」という意味のアイヌ民族のことわざです――だそうな。ええ言葉やね。
郷土資料読んだり、こういうフリーペーパー読んだり。
そんなことやってたらいつのまにか日が暮れてた。マジか。まあいいやと思って、また生涯学習センターの最上階へ。
曇ってるから夕陽はあまり見えない。
宿に帰ったら大きな荷物とフルフェイスヘルメットがあった。誰かチェックインしたんかな? と思いつつ飯を食ってたら帰ってきた。サラリーマンのライダー。休暇を使ってちょっとずつ全都道府県をバイクで走ったらしい。すげーな。
「これから根室に行く予定なんですけど、雨だからどうしようか考えてます」
ああ、そういや今日もパラパラ降ってましたね。
「2日から13日までの間に北海道一周しようかと思ったんですけど」
「雨だったりなんだったりできついですね」
なんかホント、世の中にはいろんな人がいるよなあ。僕には絶対無理だわ。
シャワーを浴びてるとき、やたら肌がヒリヒリしていることに気づいた。あれ? なんか腕とか顔とか、めっちゃ赤くなってね? 日焼けかこれ。そういや曇りでも紫外線で日焼けはするんだっけ。というか北海道って紫外線強いの?
福島で除染の仕事してたとき、外にいるときは常に防塵マスクしてたから、顔の日焼けがそのマスクの形になってしまう(仲間うちでは除染やけと呼ばれてた)んだけど、これがだいぶ消えてる。おおー、すげー。日焼けサロンでも行こうかと思ってたけど、その必要なかったな。
よかったよかった。