2014/08/23
美瑛、どかんと農業まつり
今日は美瑛の駅前でやってるお祭りに行く。
宿を出たときは晴れてたんだけど、3分もしないうちにものすごい豪雨になって、セコマに避難した。
通り雨だったようで、すぐやんだ。このぶんなら祭りは決行できそうかな?
おお、やってるやってる。
キッズスペースには巨大バルーン。
駅前右手に特設会場、左手に農畜産物の販売スペース。
ホタテうまそー。
鍋でかすぎワロタ。まずはこの列に並ぶ。
大鍋豚汁100円。
美瑛米おにぎり1個50円。
牛乳の試飲。
コロッケ1個50円。
コーヒー1杯150円。
ホタテのヒモ300円。同じ宿に泊まってるライダー2人とバッタリ会ったので、これは割り勘で買った。
たいしてお金使ってないのに、かなり腹いっぱいになったなあ。どれもうまかったし、大満足。
特設会場では歌謡ショーをやってた。細川たかしの弟子という人が舞台に立ってて、MCで師との出会いの話とかをしてた。いろんな人生があるよなあと思った。
駅から少し離れた路上では中高生バンドが演奏してた。ああ、内輪で盛り上がる感じがすごい懐かしい。僕も20年近く前にこういう感じでバンドやってたw
みんないっぱいいっぱいの演奏で、「がんばれー」と応援したくなる感じなんだけど、このベースの女の子だけはめちゃくちゃうまかった。パワーもリズム感も申し分ない。ベースっていうものがどういう楽器か、よくわかってる人間の演奏だわ。年齢からいって、そんな何年もやってないはずなのに、こういう人間がいるんだよなあ。
そして特設会場に戻って民謡を聞いたり。
また路上ライブのところに戻ってチアリーディングを見たり。
この人の出番になるとお年寄りたちがずずずっと前に出てきた。老人ホームに慰労演奏しにいったりしてる人なのかな?
ちょっと小腹が空いてきたのでラーメンを食う。
若者バンドは聞いててハラハラするけど、これくらいの歳の人たちだと、やはり安心して聞いていられる。
ウクライナ人女性による「Let it go」のサックス独奏。美瑛在住なのかな?
年少組による太鼓演舞。かわいかっこいい。
美瑛白金太鼓これ、わりと新しめの郷土芸能みたい。聞くだけじゃなく視覚的にもおもしろい。まさに演「舞」って感じ。
1976(昭和51)年に美瑛に新しい郷土芸能を起こそうと町内の有志が集まり、はじめられたものです。十勝岳連峰や白金温泉などの美瑛の情景を勇壮な太鼓で表現しています。
北海道文化資源DB
太鼓の音が腹の底にくる。そしてやはり見てて「おおっ」と思う仕掛けがある。
最後は観客席の目の前で。
太鼓演舞が終わったあとは子供盆踊り。
また小腹が空いてきたので焼きもろこしとか。
ザンギとかを食う。
そうするうちに盆踊りが始まる。
どうもただの盆踊りではなく、仮装盆踊りらしい。関西では見たことない文化だわ。
ただの仮装行列という気もするw
トリはYOSAKOI演舞。
いちばん前の最年少組が踊りについていけてないのがかわいいw
最後に花火の打ち上げ。そういや花火なんて久しぶりに見たなあ。
宿に帰ってまた宿泊客たちとダベる。写真はきったんのブログから拝借。
なんか見知った顔の何人かが金髪になっててくっそ吹いたwwwこのブログ主ももとは黒髪の真面目そうな好青年だったのにwww
最初、彼だってわかんなくて、声を発したときに聞いたことある声だなと思って、「昨日も泊まって……ました?」とか普通に確認してしまったwww
夜遅くまで話し込んで、深夜に電車に戻り、エアマットに寝転んで、一息つくと、なぜかあのウクライナ人女性のことを思い出した。
サックスで「Let it go」を演奏したあと、流暢な日本語で「私の国は、いま大変なことになっていて……」と前口上をしてから、とても古い曲を歌っていた。僕が生まれる前の曲だ。
どうして彼女は自分の国の話をしたあとにあの曲を歌ったんだろう。
最後のセンテンスが、なぜか小さなトゲが刺さったようにチクチクと痛い。
You better let somebody love you
(君は受け入れるべきなんだ、誰かに愛されることを)
Before it's too late
(手遅れになってしまう、その前に)
The Eagles - Desperado